※この記事はプロモーションを含みます。
シェリーを救出した礼に、ウィンター邸へ迎えられたギラス。
吹雪を理由に、かつて仕えた屋敷で一夜の宿を求めます。
ピッコマ独占配信中の韓国縦読み漫画
『捨てた犬に噛まれた時』
回帰・転生・魔法なしの人気ロマンスファンタジー。
フルカラーで描かれたウェブトゥーン作品です。

こんにちは、Haniです!
第13話を一緒に読み解いていきましょう。
🌹今回の見どころ
原作小説がなく、結末や最終回がわからない本作。
伏線やテーマ・心情を丁寧に拾いながら、その魅力に迫ります🖤
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第13話|あらすじ・ネタバレ感想
第13話の見どころを、シーンごとに追いかけていきます。
旧知の客
ウィンター邸の応接間に、最高級の茶葉で淹れた紅茶が運ばれます。
給仕を終えたマリアは、ギラスへちらりと視線を送って下がっていきました。
長椅子に並ぶエヴリンとオスカー、向かいの椅子にギラス。
三者のあいだには、重い沈黙が漂っています。
口火を切ったのは、オスカーでした。
「あの… ブラック大佐」「私の記憶違いで なければ…」
「合ってますよ」
そう答えたギラスは、「ご無沙汰して おります」と続けます。
二人は、かつて顔を合わせた間柄だったのです。
「おぉ やっぱりか! いやぁ 見違えたぞ」
破顔するオスカーに、ギラスはコール侯爵家の後継者にそう言ってもらえるとは光栄だと返します。
「その呼び方はやめてくれ」
もはや勘当されたも同然なのだと、オスカーは苦笑しました。
エヴリンも、娘を助けてもらった礼を口にします。
「何はともあれ 礼を言う」「娘を助けて くれて ありがとう」
ギラスは礼を受け流し、誘拐の黒幕へと話を向けました。
「誰の仕業か 思い当たる節は ありますか?」「夫人はどうも 敵が多すぎる ようです」
「ご夫君」
「…ご忠告どうも」と受け流したエヴリンは、あらためて礼をさせてほしいと申し出ます。
初めての開催でわからないことも多いから、舞踏会の準備を手伝ってはどうか、と。
ギラスは「特に困ってませんので」とやんわり断り、話の矛先をオスカーへ変えました。
「よろしければ コールさんも 舞踏会に参加 いただけませんか」
夫人が一人で出るのは世間体がよくない、幼なじみのあなたがパートナーになれば——
そして、こう言い添えます。
「ご夫君も きっと喜ばれるでしょう」
「ご夫君」とは、ローウェンを指す言葉でした。
「カチャン」と、紅茶のカップがテーブルへ叩きつけられます。
「この 無礼者が!」
「いくら時代が変わったとはいえ 誰に向かって そんな口を利いている」「言動を慎め 大佐」
テーブルに手をついたギラスが返したのは、皮肉のにじむ謝罪でした。
「これは失礼」「刻々と戦況が変わる 戦場に慣れているもので」「未だに教養が 身につきません」
その言葉は、そのまま続きます。
「勝利に酔いしれていた 勝者たちの」「惨めな退場を 幾度となく 見てきたせいか」
差し込まれるのは、若き日のエヴリン・ローウェン・オスカーが長椅子に並ぶ、明るい光景。
いま同じ場にいるのは二人だけで、ローウェンの席はぽっかりと空いていました。
「気を抜くとすぐに 身の程を忘れてしまうのです」
席を立ったギラスは、吹雪の吹きすさぶ窓辺へ向かいます。
黒い手袋の手を窓ガラスに当てたまま、この夜の宿を求めました。
「ではゲストルームを 貸していただけますか?」「今夜は帰れそうに ありませんので」
オスカーの疑念
場面は、夜の別室へ移ります。
寝巻姿のオスカーは腕を組み、昼間の応接間を思い返していました。
「ただならぬ雰囲気だったよな」「俺がアルテリックを離れてる間 何があったんだ…?」
脳裏をよぎるのは、狩猟帽に黒いマントをまとった、長身のギラスの姿。
「あの者が昔の あの使用人だなんて」「とても同一人物とは思えないくらいだ」
「おったまげたよ」とこぼしながら、オスカーは古い記憶をたどりはじめます。
ピクニックの庭で、赤いドレスのまま横たわって眠る若き日のエヴリン。
その傍らに片膝をつき、白いパラソルを傾ける若き日のギラス。
そこまで手繰り寄せたところで、オスカーの横顔が固まりました。
熱の廊下
同じころ、屋敷の廊下では——。
熱を出したエヴリンが、体を折るようにしてよろめいていました。
「熱が…」「医者…」
呼び鈴の紐へ伸ばした手は、「ぎゅっ」と握られたまま引っ込められます。
人を呼ぶことを、エヴリンは自分でやめたのです。
杖をつき、朦朧としたまま暗い廊下をさまよいます。
やがて、明かりの漏れる扉を「キィ…」と開けました。
「…オスカー?」「ここにいるの?」「いるなら返事しなさいよ」
「ずっと探してた——」
霞む意識のなかで、エヴリンはその人影を見つめます。
そこに立っていたのは、オスカーではなくギラスでした。
白いシャツ姿で、青い壁紙の部屋に独り佇んでいます。
壁に掲げられているのは、エヴリンとローウェンの結婚肖像画。
従者だった頃のギラスが、泣きながら自らの筆で描いた絵です。
一方、オスカーの部屋では「ドバッ」とインク瓶が倒れ、開いた本を黒く染めていました。
頭を抱えたオスカーは、「なんで忘れてたんだ」と自分を責めます。
庭園の口づけ
オスカーの記憶は、さらに古い日へ遡ります。
人の姿が消えたピクニックの庭に、赤いドレスの若きエヴリンが横たわって眠っていました。
その傍らに、黒髪の若きギラスが片膝をつきます。
エヴリンの頭の横へ手をつき、ギラスはその額に口づけを落としました。
木立の向こうで、若いオスカーが「ピタッ」と足を止めます。
眠るエヴリンの顔を見つめて微笑む、その表情。
オスカーは胸のうちでつぶやきました。
「あれのどこが 主人を見る目なんだよ」
従者が主に向ける目ではないと、オスカーはあの頃から気づいていたのです。
肖像画の前
場面は、屋敷の夜へ戻ります。
薄い室内着のまま杖をついて歩いてきたエヴリンが、その部屋に立つ人影を見つめました。
緑のカーテンを背にした結婚肖像画の前に、軍服を脱いだ白シャツ姿のギラスが立っています。
「なぜ、お前が ここに…」
呆然とした呟きを残して、第13話は幕を下ろします。

韓国では10点満点レビューで★9.9を維持する高評価作品。
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第13話|考察&よくある質問
Q1. 倒れたインク瓶は、何を物語っているのか?
ギラスの正体に気づいた瞬間、動揺するオスカーの部屋でインク瓶が倒れ、開いた本が黒く染まりました。第5話でビクターが「過去が残した染みなど 消してしまえばそれまでさ」と囁いたのとは裏腹に、忘れていたはずの従者の顔が、ここでオスカーの中によみがえります。
Q2. 「ご夫君」の一言に、エヴリンはなぜ激昂したのか?
しかも口にしたのは、かつてこの家に仕えていた元従者です。身分の垣根が揺らぐ時代になっても、主家の夫人に向けてよい言葉ではありません。エヴリンの叱責は、その一線をギラスに突きつけるものでした。
Q3. ギラスの言う「勝者たち」とは、誰のことなのか?
かつてギラスは、貴族の子息令嬢がくつろぐ姿を、外から絵に描く従者でした。いまは軍を率いる大佐として、同じ部屋に座っています。勝者の側にいたはずのウィンター家は没落し、オスカーは侯爵家を離れ、ローウェンは姿を消したままです。
🔗関連記事卑しい出と、高貴な縁第8話|消えない罪と銃声Q4. ギラスはなぜ、客室を出て肖像画の前にいたのか?
立っていたのは、かつて自分が描いた結婚肖像画の前。調度の置かれたその部屋は、当主の執務室のようにも見えます。同じ夜、高熱のエヴリンも主治医のオスカーを求めて部屋を出ていました。二人が向き合ったのは、この部屋の中です。
🔗関連記事Q4. エヴリンは、体を悪くしているのか?第10話|当主の孤独と約束Q5. オスカーが目撃した口づけは、何を物語っているのか?
これまでは、彼の無垢で従順な様子や、涙にくれる姿が描かれていました。今回初めて、エヴリンへ向けた独占欲や執着をうかがわせる表情が、第三者であるオスカーの目線でとらえられたのです。二人の関係がなぜ壊れたのかは、まだ明かされていません。
🔗関連記事絵筆をとる若者第12話|私の最後の春第13話|まとめ&次回の見どころ
第13話では、ギラスとオスカーがかつて顔を合わせた間柄だと分かりました。
「ご夫君」という一言が、エヴリンの怒りに火をつけます。
吹雪のため一夜の宿を借りたギラスは、夜、あの結婚肖像画の前に立っていたのです。
韓国読者コメントまとめ
カカオページの反応を、いいねの多い順に要約・意訳でご紹介※核心に迫る内容は割愛しています。
- “一緒に読み続けてください。閲覧数が落ちると、連載が早く終わってしまうこともあるので”
- “原作小説もない、次の話もない、なのに内容はおいしい。読者が死んでしまう”
- “ゲストルームを貸してもらっておいて、自由に歩き回りすぎですよ”
- “ローウェンの顔が気になる。どんな雰囲気の人なのか本当に知りたい”
- “1話を見た瞬間に恋に落ちた作品は初めて。もっと有名になるべきです、作者さん”
“完全版で出すべきだった”という声が高い支持を集め、全年齢対象とは思えない空気に驚く読者が続出。シェリーの出生やギラスを追い出した理由など核心に迫る考察も飛び交い、完結まで待つか単行本が出るまで待つかで悩む声が並びました。
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“面白い・連載中・原作なしという三重苦”には、読者が苦しみながらも愛してやまない作品の魔力がよく表れていますよね🥲
オスカーが思い出した少年ギラスのあの表情…嫌悪関係(혐관)がおいしすぎます。
次回の第14話。高熱のエヴリンと、そばを離れないギラス。肖像画の前で向き合った二人の夜が続きます。
📖 続きはこちら第14話|書斎の一夜 →関連記事
テーマ別ガイド
- 登場人物・基本情報(人物相関図付き)
- 作者インタビュー翻訳・紹介
- 世界観・時代考証まとめ ※準備中
各話ネタバレ感想
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作品基本情報
作品データ
| 作品名 | 捨てた犬に噛まれた時 |
|---|---|
| 原題 | 내가 버린 개에게 물렸을 때 |
| ジャンル | 恋愛/ロマンスファンタジー(ロマファン) |
| 作家名 | kimda(キムダ) |
| 原作小説 | なし(完全オリジナル作品) |
| 出版社 | KAKAO WEBTOON Studio |
| 日本配信 | ピッコマ独占・毎週木曜更新 |
| 韓国配信 | カカオ系(シーズン2より「19歳完全版」も配信) |
| 英語版 | The Hand That Once Fed(北米はTapasで配信) |
公式キーワード(カカオ)
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- 甘いだけじゃない、嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)ロマンスが好き
- 身分差と主従逆転の愛憎劇を見届けたい
- 定番の逆をいく強い女主人公が読みたい
- 伏線や政治陰謀もじっくり考察したい
- 視線と表情で魅せる作画を味わいたい
※この記事は個人の感想・解釈です。記事内の見出しも公式のものではありません。
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