【捨てた犬に噛まれた時】第14話 ネタバレあらすじ感想・考察|書斎の一夜

『捨てた犬に噛まれた時』第14話 書斎の一夜 各話ネタバレ感想

※この記事はプロモーションを含みます。

結婚肖像画の前に立っていたのは、客であるはずのギラス。
発熱したエヴリンは、夜の書斎で彼と向かい合います。

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『捨てた犬に噛まれた時』

回帰・転生・魔法なしの人気ロマンスファンタジー。
フルカラーで描かれたウェブトゥーン作品です。

Hani

こんにちは、Haniです!
第14話を一緒に読み解いていきましょう。

🌹今回の見どころ

原作小説がなく、結末や最終回がわからない本作。
伏線やテーマ・心情を丁寧に拾いながら、その魅力に迫ります🖤

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第14話|あらすじ・ネタバレ感想

第14話の見どころを、シーンごとに追いかけていきます。

額に触れた手

シャンデリアの灯る夜の書斎。
結婚肖像画を見つめ、ギラスが佇んでいます。その絵は、かつて従者だったギラス自身が描いたものでした。
「素敵な絵ですね」「そう思いませんか?」
熱に浮かされたエヴリンは、杖をついて水差しのある机に向かいながら、突き放します。
「こんな時間に屋敷をうろつくなんて」「客のくせに勝手なこと」
内心では、「どうして私の書斎にいるの」「何をしでかすかわからないから出ていくこともできない」「人を呼ぶには色々と面倒だわ」と、彼を追い出せない不安を抱えていました。
ギラスが歩み寄り、黒手袋の手でエヴリンの額にそっと触れます。
「体が熱いですよ」「どうして主治医を呼ばないのです?」
お前の気にすることではない、とかわすエヴリンに対し、ギラスは主治医オスカーとの親密さを探るように問います。
「もしや彼との密会を邪魔してしまいましたか?」

デカンタと二つのグラス

勢いよく立ち上がったエヴリンを、鋭い頭痛が襲います。
「くっ…笑わせてくれるわ」
嘲るように吐き捨てて、そのまま椅子へ倒れ込みました。
「必死に探しておられたものですから」
そう続けるギラスを、エヴリンは「勘違いよ」と睨み返します。
使用人を呼びたくないようですので、と断って、ギラスは水差しから水を注ぎました。
差し出されたその水を、エヴリンは黙って受け取ります。
ふと、ギラスの目が卓上の琥珀色のデカンタをとらえました。
「イルア20年産」「ずいぶんきつい酒ですね」
「馬車一台分はする酒よ」
「そうでしょうね」
では私はこれを、とギラスは自分のグラスへ強い酒を注ぎ、エヴリンのグラスに触れさせます。
乾杯に応じたエヴリンの鼓動が、速まっていくのでした。

取り違えた一杯

熱に潤んだ視界が、ゆっくりと揺らぎはじめます。
淡い色彩に包まれた、目の前の男に、若き日のギラス(ギル)が重なりました。
痛む頭を振って幻を払い、エヴリンは自分に言い聞かせます。
「きっと熱のせいだわ」「冷たい水でも飲んでしっかりしなきゃ…」
そうして伸ばした手が取り上げたのは、ギラスの強い酒のほうでした。
口に含んだ瞬間、目を見開き、激しくむせ込みます。
手を離れたグラスが、床を「コロコロ」と転がっていきました。
「それは私のグラスですが」

「ギル…」

「喉が…焼けそう」
むせ込むエヴリンに、ギラスは普段から飲んでいたものでしょうにと返します。
慣れた手つきで、顎を支え、水を飲ませるギラス。
「相変わらず手のかかるお方だ」
それでも、エヴリンの朦朧とした視界はもう戻りません。
「お嬢様」と呼ぶかつての声が響きます。
エヴリンは目の前の男の頬へ、そっと手を添えました。
「ギル…」
画面いっぱいに、淡いピンクの花が広がります。
「…確かに正気ではないようですね」
そう呟いたギラスの胸へ、次の瞬間、エヴリンが倒れ込みます。
荒い息づかいがしだいに薄れ、エヴリンはそのまま眠りに落ちました。
暖炉の爆ぜる書斎。
豪華な長椅子に寝かせた彼女を、ギラスは立ったまま見下ろしていました。

廊下のランタン

やがてギラスは、書斎の扉を開けます。
廊下へ踏み出しかけた足が、ふいに止まりました。
暗がりの奥から、ランタンを手にした女性が近づいてきます。
夜更けに当主の書斎から出てくるところを見られるわけにはいきません。
扉の陰で、ギラスはその気配をうかがいました。
そのとき、エヴリンの素手がギラスのシャツをつかみ、彼を引き止めます。
目を覚ました彼女と、見下ろすギラスの視線が間近で交わりました。
「寒い…」
そして、再び「ギル…」
明かりの漏れていた書斎の扉は、「ギイィ…」と閉ざされたのでした。

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ウィンター公爵家には犬がいる。それはそれは従順な黒い飼い犬が。ある日、ウィンター家の令嬢エヴリン・ウィンターは、彼女にだけ従順な犬、ギラス・ブラックを無慈悲に追い出す。そして、一族の復興のためにアカデミー首席のローウェンと結婚し、娘のシェリ...

韓国では10点満点レビューで★9.9を維持する高評価作品。
📕『捨てた犬に噛まれた時』は、ピッコマで毎週木曜更新中です。続きは、SMARTOON本編でお確かめください。

第14話|考察&よくある質問

Q1. ギラスはなぜ、オスカーとの仲を疑うのか?

A. エヴリンが深夜に自らオスカーのもとを訪ねようとしていたからです。

ギラスは、オスカーのいる場面では、舞踏会でエヴリンのパートナーにと勧めておきながら、彼女と二人きりになると、当主と主治医以上の関係があるのではないかと問い詰めていました。

🔗 第2話|危うい距離感ギラスがエヴリンの結婚観を尋問するシーンはこちらあらすじ:“空の棺”が残した疑い

Q2. 「相変わらず手のかかるお方だ」とは、どういう意味なのか?

A. 昔から世話を焼いてきた相手だ、という意味です。

具合が悪いときのエヴリンの癖を、ギラスは知り尽くしていました。第3話でも、発熱を見抜き、やや強引ながらも介抱する様子が描かれています。

🔗 第3話|歪んだ執着発熱を見抜き、強引に介抱するギラスの様子はこちらあらすじ:知りすぎた関係

Q3. なぜ高価な酒が、書斎に置かれたままだったのか?

A. 「馬車一台分はする」という「イルア20年産」。当主の書斎にグラスと共に置かれていた理由は描かれていません。

エヴリンは強い酒に激しくむせてしまいます。歴代の当主が使ってきたこの書斎で、誰のために置かれたのでしょうか。ローウェンの所在が気になります。

🔗 第5話|王宮の探り合いローウェン捜索を命じるビクターはこちらあらすじ:ギラスに下された密命

Q4. エヴリンはなぜ、昔の名前で呼んだのか?

A. 熱で朦朧とするなか、目の前のギラスに従者だった頃の姿が重なったからです。

初めて声に出した昔の呼び名。ギラスは戸惑いを隠すように、正気ではないようだと冷静に返していました。直前にはグラスを取り違えたエヴリン。この夜彼女が取り違えたのは、グラスだけではなかったのかもしれません。

Q5. ギラスを引き止めたエヴリンの真意は?

A. なにか企みがあるのか、それとも無意識なのか。本編では明かされていません。

自ら追放した相手の袖をつかみ、薄い室内着のまま誘惑するかのような、この夜のエヴリン。作者が嫌悪関係というジャンルを選んだ理由も、こうした矛盾にありました。

🔗 作者インタビュー翻訳・紹介kimda先生が語るヒョングァン(혐관)の魅力はこちら「嫌悪関係」を選んだ理由

第14話|まとめ&次回の見どころ

第14話では、高熱のエヴリンとギラスが、書斎で二人きりの夜を過ごしました。
取り違えた酒にむせる彼女を、ギラスは従者だった頃と同じように介抱します。
朦朧としたエヴリンは、かつての呼び名で彼を呼んでしまうのでした。

韓国読者コメントまとめ

カカオページの反応を、いいねの多い順に要約・意訳でご紹介※核心に迫る内容は割愛しています。

  • “復讐は水の泡になって、エヴリンが崩れていくのを見て一緒に崩れ落ちるやつだってことだけはっきりわかった”
  • “作者さん、あのドアをちょっと開けてください。私が何か置いてきたので、ちょっと入らせてください”
  • “ここで切るんですか? 私が1週間待ったんですよ、作者さん?ㅜㅜ”
  • “クズ女主人公かどうか知らないけど、男主人公に思いっきり復讐してほしい”
  • “女主人公に対して平気なふりをしても振り回され続ける男主人公が最高っぽい。強い女主人公が好き”

“息してくださいね皆さん”と、引きの強さに悲鳴が続出した回。シェリーの父親は誰なのか、なぜギラスを送り出したのかという考察も飛び交い、次の話を待てない声が並びました。

📕先行配信の韓国版はこちら

Hani

書斎の扉が閉じられるラストの吸引力がすごくて、そわそわしているHaniです。
追放にはどんな事情があったのだろうと思わずにはいられません。書斎に置かれたままの強い酒も気になります。

次回の第15話。悪夢のなかで、エヴリンが呼び続けた名前。そして翌朝、雪の庭をひとり歩くギラスの胸のうちは——。

📖 続きはこちら第15話|悪夢と雪の朝 →

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作品基本情報

作品データ

作品名捨てた犬に噛まれた時
原題내가 버린 개에게 물렸을 때
ジャンル恋愛/ロマンスファンタジー(ロマファン)
作家名kimda(キムダ)
原作小説なし(完全オリジナル作品)
出版社KAKAO WEBTOON Studio
日本配信ピッコマ独占・毎週木曜更新
韓国配信カカオ系(シーズン2より「19歳完全版」も配信)
英語版The Hand That Once Fed(北米はTapasで配信)

公式キーワード(カカオ)

♯再会もの ♯初恋 ♯疲弊物(心がすり減る系) ♯身分差 ♯所有欲/独占欲 ♯能力女(有能) ♯冷情女(冷酷) ♯傷ついた男主人公 ♯双方じれじれ(両片思い) ♯ドラマ

物語の舞台は、君主国家アルテリック。
冷酷で有能な公爵夫人エヴリン・ウィンターと、彼女に捨てられた過去を抱えながらも、“英雄”として戻ってきた軍人ギラス・ブラック。
二人の嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)を軸に、国家を巻き込む陰謀やミステリーが交錯します。

こんな人におすすめ

  • 甘いだけじゃない、嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)ロマンスが好き
  • 身分差と主従逆転の愛憎劇を見届けたい
  • 定番の逆をいく強い女主人公が読みたい
  • 伏線や政治陰謀もじっくり考察したい
  • 視線と表情で魅せる作画を味わいたい

※この記事は個人の感想・解釈です。記事内の見出しも公式のものではありません。
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