愛しているからこそ壊し、壊しながらも手放せない。
——そんな“成立しない関係”を描いた、中毒性の高い作品。
ピッコマ独占配信中の韓国縦読み漫画(ウェブトゥーン)
『捨てた犬に噛まれた時』
愛と復讐が絡み合う、回帰・転生・魔法なしのダークロマンス×政治ミステリーです。
エヴリンとギラスの嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)を中心にした、重厚な人間ドラマが描かれます。

こんにちは、Haniです!
この記事では、作品の基本情報と人物相関図付きの人物紹介をお届けします。
これから作品を読む方にも楽しんでいただけるように、ネタバレ控えめにまとめました🖤
※この記事は個人の感想・解釈です。記事内の見出しも公式のものではありません。
Character & Story Guide/Unofficial Fan Guide
🎬作品の雰囲気を映像で:カカオページ公式YouTubeの作品PV(韓国語)
こんな人におすすめ💛
✧ 甘いだけじゃない、嫌悪関係ロマンスが好き
敵対しながらも惹かれている、痛みと甘さが同居する関係性が味わえます。
✧ 伏線や心理描写を考察しながら読みたい
断片的に明かされる回想で、張り巡らされた伏線を拾いながらじっくり考察できます。
✧ “復讐もの”の“その先”まで見届けたい
主従逆転の構図と、未練や執着が絡む人間模様が描かれます。
✧ 政治陰謀やサスペンス要素も楽しみたい
王位継承争いや貴族の没落など、恋愛だけでなく先の読めない陰謀劇も楽しめます。
✧ 結末が誰にも読めないスリルを味わいたい
原作小説のない完全オリジナル作品なので、先の展開を知る人は誰もいません。
✧ セリフに頼らない、繊細な表情演出を味わいたい
作者kimda先生いわく「目元と表情を一番気にかけている」とのこと。 セリフのないコマでもキャラクターの内心が伝わり、引き込まれます。 華やかな貴族社会の煌びやかさと、物語の暗さのコントラストも見どころです。
作品基本情報ℹ️
作品データ
作品名:捨てた犬に噛まれた時
作家名:kimda(キムダ)
※原作小説のない完全オリジナル作品
出版社:KAKAO WEBTOON Studio
ジャンル:ロマンスファンタジー(ロマファン)
配信:ピッコマ独占・毎週木曜更新
韓国語原題:내가 버린 개에게 물렸을 때
先行配信:Kakaopage/カカオページ系
評価:韓国では10点満点レビューで★9.9を維持する高評価作品
別版:「19歳完全版」も配信
英語版:The Hand That Once Fed(北米はTapasで配信)
公式キーワード(カカオ)
♯再会もの ♯初恋 ♯疲弊物(心がすり減る系) ♯身分差 ♯所有欲/独占欲 ♯能力女(有能) ♯冷情女(冷酷) ♯傷ついた男主人公 ♯双方じれじれ(両片思い) ♯ドラマ
あらすじ❄️
日本版と韓国版では、あらすじの書き方が大きく異なります。
公式あらすじ(ピッコマ・日本版)
ウィンター公爵家には犬がいる。それはそれは従順な黒い飼い犬が。ある日、ウィンター家の令嬢エヴリン・ウィンターは、彼女にだけ従順な犬、ギラス・ブラックを無慈悲に追い出す。そして、一族の復興のためにアカデミー首席のローウェンと結婚し、娘のシェリーを授かったエヴリン。だが、喜びも束の間、鉄道事故で愛する夫ローウェンを失う。さらに、一族は没落の一途をたどり…そんな中、エヴリンが捨てた犬が戦争の英雄となって戻ってきた。
韓国版のあらすじは、第1話の名場面のセリフを織り込んだ“予告編”のような構成です。
公式あらすじ(韓国・カカオページ版)※日本語は筆者訳
ウィンター公爵家では犬を飼っている。主人にいつも従順な、黒い犬を…
ウィンター家の公女、エヴリン・ウィンター。自分だけに従っていた犬、ギラス・ブラックを冷酷に追い出す。
「私を愛していると言ったではありませんか」
「愛? その言葉を信じたの? 虫けらのくせに身の程も知らず…」
「この瞬間を後悔することになります」
後悔などするものか——エヴリンは婿養子のローウェンと結婚した後、娘シェリーを授かる。その喜びも束の間、列車事故でローウェンが命を失い、未亡人となった。さらに家門の財政状態が悪化していく中で…
神の呪いか、それとも…
「輝かしい栄光もすべて昔話ですね、お嬢様」
かつて私がかわいがっていた少年は、今はどこにもいない。
「いいえ、今はウィンター夫人ですね」
私が捨てた犬が、戦争英雄となって戻ってきた。
世界観
貴族の頂点に立つエヴリンと、戦功によって平民から成り上がったギラス。二人の関係そのものが、身分制が揺らぐ“時代の変わり目”を映しています。
| 舞台となる国 | 君主国家アルテリック (王室の強大な軍事力で、強国のはざまを生き延びてきた) |
| 時代のモチーフ | 19世紀末〜20世紀初頭のヨーロッパ風 (近代化と旧体制の過渡期) |
| 魔法・特殊能力 | なし。回帰・転生の要素もない、現実に近い世界 |
| 社会情勢 | 戦争と社会不安が続き、産業化で身分制や価値観が揺らぎ始めている |
| 美術・意匠 | 豪奢な宮殿建築、双頭の鷲の軍装など、近代欧州の美学を緻密に再構成 |
ウィンター公爵家とは
主人公エヴリンが当主を務める、アルテリック随一の名門貴族。 開国を支えた「最も忠実な臣下」として王家から北部の地を下賜され、鉱山と軍需で莫大な富を築いてきました。 しかし婿養子として当主に据えたローウェンを失って以降は没落の一途をたどっています。
時代背景の考察は、別記事でじっくり掘り下げていく予定です。

📖『捨てた犬に噛まれた時』は、ピッコマで毎週木曜更新中です。最初の数話は無料で読め、さらに多くの話が「待てば0円」の対象。気になる方はぜひ本編もチェックしてみてください。
登場人物紹介👥
🌹エヴリン・ウィンター (이블린 윈터)
ウィンター公爵家当主
「氷の薔薇」「貪欲女」
📌Kakao公式キャラクター紹介
ウィンター家の公女であり、現ウィンター公爵。
貴族権力の頂点に立ち、王室さえも手中に握って揺さぶる女性。
美しく優雅だが、冷酷で残忍な気性から「魔女」と呼ばれる。
その傲然たる勢いを、誰ひとり挫くことはできなかった。
——彼女が自ら捨てた犬が、戦争英雄となって帰ってくる、その時までは。
金髪に緑の瞳。家門を守るため、国家そのものを動かそうとする“強い女主人公”。 元従者で今は彼女を調査するギラスと激しく対峙する一方、娘シェリーの前では、優しい母の顔を見せる。 感情を押し殺して前に進む姿には、単なる“悪女”では片付けられない、“何か”があるのか——。
🐺ギラス・ブラック (길라스 블랙)
アルテリック軍大佐
「黒い獣」「民の希望」「ビンスウェル戦の英雄」
📌Kakao公式キャラクター紹介
かつてウィンター公爵家の使用人だったが、エヴリンの鞭打ちの末に追い出された少年。
繊細な芸術的才能と温かな心の持ち主だったが、戦場を経て、すべてを失った。
卑しい出自から戦争英雄となり、若くして大佐の地位に上りつめた男。
彼の目標はただ一つ——エヴリン・ウィンターを、その手で崩壊させること。
黒髪に黄金色の瞳。ウィンター家を追放された後、数多くの功績を立て「戦場の悪魔」と呼ばれる冷徹な軍人。かつての主人エヴリンを軍の立場で追い詰めるが、陰では守り、気遣うという矛盾した行動をとる。憎しみだけでは説明できない複雑な感情が見え隠れする。
🌟ローウェン・ウィンター (로웬 윈터)
前ウィンター公爵家当主(婿養子)・エヴリンの夫
「アルテリックの永遠の青い星」
📌Kakao公式キャラクター紹介
エヴリンの夫であり、前ウィンター公爵。
アカデミー時代、首席の座を一度も逃したことのない天才で、全大陸の期待を一身に受けていた人物。
紳士的で穏健な人柄で尊敬を集めていたが、列車事故で死亡したと伝えられている。
しかしその死と行方には、いまだ明かされていない真実が残されている。
回想や肖像画にたびたび登場しながら、金髪以外の顔立ちは、なぜか一度も描かれない。ウィンター公爵家当主として、海上鉄道「ブリントンプロジェクト」を成功させるなど、為政者としての顔も持っていた。姿を見せないまま、その“存在感”が物語の中心に居続ける、本作最大の謎。
🍓シェリー
エヴリンの娘
エヴリンと同じ金髪に緑の瞳を持つ少女。過去のトラウマから言葉を失うが、絵を描くのが上手く、行動や表情で気持ちを伝える姿は、読者にとって癒し。小さな拳で母を守ろうとギラスに立ち向かう強さも持っている。
🔥ビクター・アルテリック
王位継承順位第2位の大公(国王の異母弟)
赤茶色の髪に青い瞳。王位をも狙う、狡猾で非情な軍の指揮官。 社交的に微笑む表の顔と、思い通りにならないエヴリンへの苛立ちを爆発させる裏の顔が、彼の底知れない怖さを示唆する。 ローウェンへの強い劣等感と執着から、その捜索をギラスに命じる。
💎ジョシュア・アルテリック
王位継承順位第1位の王子(国王の子息)
プラチナブロンドの髪に青い瞳。まだ少年っぽさが残る端正な顔立ちの美青年。 ローウェンに憧れ、アカデミーを首席で卒業予定の秀才でありながら、平民の暮らしや世情にも真剣に向き合う、誠実さや賢明さを併せ持つ。 叔父ビクターのエヴリン包囲網を一喝するも、彼女の言動で真っ赤になるなど淡い恋心を隠し切れない。
その他の登場人物
ウィンター公爵家
📋アイザック 眼鏡を掛けた執事。エヴリンに忠実な参謀役であり、武闘派な面も。
🔔マリア・ウィルソン 濃灰色の髪をまとめた女性執事。忠義に厚い人物。
ジョセフ 第1話でエヴリンに追放された使用人。「もう貴族の時代は終わったんだよ!」の捨て台詞が、揺らぐ身分制の空気を象徴している。
アルテリック軍
🛡️デリック・ハワード 青灰色の髪に紫の瞳を持つ、アルテリック軍の中尉。ギラスの副官。 喜怒哀楽をほとんど表に出さない冷静沈着な軍人。 物語が進むほど存在感を増していく要注目のキャラクター。
⚔️ヘンリー少尉 赤毛の若き少尉。ハワード中尉の部下で、感情がすぐ顔に出る性格。
王家・貴族
👑アルテリック国王 病に伏せる現国王。ジョシュアの父であり、ビクターの異母兄。 ローウェンの死を惜しみ、ビクターの本性を見抜きながらも介入はできない、衰えゆく王権の象徴。
🩺オスカー・コール コール侯爵家出身の医師。エヴリンの幼なじみ兼主治医であり、ローウェンとはアカデミー時代の親友(寮のルームメイト)。善良で親しみやすい雰囲気の持ち主でギャグ担当。
作者kimda先生いわく「もし作品内で結婚するキャラクターを選ぶなら、私はオスカーを選びます」とのこと。
🪻ソニア・ペレズ ラベンダー色の髪に赤みがかった瞳を持つ、大公ビクターの親戚。 ペレズ伯爵家の令嬢。ギラスに想いを寄せる。
😏マックス・クリバー 紫がかった髪に薄い緑の瞳を持つ、ジョシュアの学友(寮のルームメイト)。 お調子者だが世話好きで、軍人を志し入隊を控えている。
💰ケイン・アッシュフォード アッシュフォード伯爵で、ブロンズビルの元枢機卿。南部随一の富豪。
人物相関図🗺️
複雑に絡み合う登場人物たちの関係を、一枚の図にまとめました。

よくある質問💡
Q1. タイトルの“捨てた犬に噛まれる”とはどういう意味?
Q2. 「傷ついた男主人公(サンチョナム/상처남)」とは?
本作のギラスは、まさにこの「傷ついた男主人公」。ヒロインを冷遇して後悔する「後悔男(후회남)」とは逆に、“捨てられ傷ついた側”が牙を剥く——過ちを背負うのが女主人公という“性別逆転”の構図が、本作ならではの魅力です。
Q3. 嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)ロマンスって何?
作者のkimda先生も、ドラマ『ザ・グローリー』の「ある種の憎しみは、恋しさに似ていて止められないんだ」というセリフへの共感をインタビューで語っています。
Q4. 「青いバラ」は何を象徴しているの?
第1話でギラスが自ら作成しエヴリンに贈った彫刻。 実は現代の品種改良で誕生した青いバラには、“奇跡”“夢は叶う”という意味もあります。 復讐の先にどんな未来が描かれるのでしょうか。
Q5. 甘いロマンスはある?
政治的な陰謀やサスペンス要素も強く、激しい感情や駆け引き、その裏にある執着・未練を、じっくり味わいたい方に向いています。
Q6. このページはネタバレが心配な人でも読める?
ネタバレが苦手な方にも、少し先の展開を知りたい方にも、安心して読んでいただけるようまとめました。
こんな作品もおすすめ📚
『捨てた犬に噛まれた時』が気になる方へ。
私が実際に読み、心奪われた愛憎ロマンス作品を、別記事でご紹介しています。
- 『忘れられた野原』
- 『私の愛する圧制者』
- 『問題な王子様』
- 『バスティアン』
(ほか、作品を追加予定)
宮廷の謀略、身分差や生い立ち。簡単には結ばれない二人の、痛みと切なさの物語。
ただの「後悔男」ではない作品の魅力を、熱量たっぷりにご紹介しています。
→【捨てた犬に噛まれた時】がお好きな方へ|おすすめ作品紹介。 ※準備中
このページの使い方🔖
このページは、物語を読みながら気になったことを、いつでも見返せる“辞典”のような場所を目指しました。読んでいる途中でも、読み終えたあとでも、何度でも戻ってきていただけたら嬉しいです🖤
いまはまだ、物語の入り口を中心に、ネタバレは控えめにまとめています。この先は、エヴリンとギラス、二人の関係をより深く掘り下げる考察記事や、シーズン1終盤まで踏み込んだネタバレ記事も、少しずつ公開していく予定です。
各話の詳しいネタバレあらすじ・感想・考察は、下の一覧からどうぞ。
- Hani -
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