※この記事はプロモーションを含みます。
愛しているからこそ壊し、壊しながらも手放せない。
そんな“成立しない関係”を描いた、中毒性の高い作品。
ピッコマ独占配信中の韓国縦読み漫画
『捨てた犬に噛まれた時』
回帰・転生・魔法なしの人気ロマンスファンタジー。
フルカラーで描かれたウェブトゥーンです。

こんにちは、Haniです!
第1話を一緒に読み解いていきましょう。
🌹今回の見どころ
原作小説がなく、結末や最終回がわからない本作。
伏線やテーマ・心情を丁寧に拾いながら、その魅力に迫ります🖤
🎬作品の雰囲気を映像で:カカオページ公式YouTubeの作品PV(韓国語)はこちら
第1話|あらすじ・ネタバレ感想
第1話の見どころを、シーンごとに追いかけていきます。
雪の日の追放
雪に閉ざされた冬の世界。ウィンター公爵家の館が、静かに姿を現します。
19世紀末のヨーロッパ。帝政ロシアやヴィクトリア朝を思わせるバロック建築風の重厚なドームと、白い石造りの外観。
その荘厳さに息を呑んだ次の瞬間、凍てつく空気を切り裂くように鞭が振り下ろされます。
打たれているのは、白いシャツを血に染めた従者の少年ギラス(ギル)。
「所詮はおもちゃだったか」と使用人たちが遠巻きに囁くなか、彼は血まみれで雪に倒れながら絞り出します。
「私のことを…愛していらっしゃると仰ったではありませんか…」
返ってきたのは、エヴリンの嘲笑でした。
「愛ですって? まさか真に受けてたとはね」
金髪と青いブロケードの乗馬服に返り血を浴び、緑の瞳でギラスを見下ろすその姿は、まるで本当に「魔女」のよう。
ただその表情は、どこか虚ろで、苦しげに見えるのでした。
10年後、「魔女」と呼ばれる当主
10年後。公爵家当主となったエヴリンは、使用人たちから「あの魔女」と陰で恐れられていました。
ある日、結婚肖像画の前で逢い引きをしながら女主人を侮辱していた使用人のジョセフとメイド。
その肖像画では、エヴリンの隣に立つ夫の顔だけが、見切れて描かれません。
本人に見つかり、雪の屋外へ放り出されます。
エヴリンは執事アイザックが捧げる箱から古風なフリントロック式の拳銃を取り出し、凍死か即死かを“選ばせ”ます。
すがる男をアイザックが容赦なく蹴り飛ばします。
「もう貴族の時代は終わったんだよ!」と捨て台詞を吐き逃げる二人へ発砲するエヴリン。
命中しなかった銃に舌打ちする姿は、恐ろしいほど様になっていました。
しかし、同じ冬の日にギラスを追放した時の彼女とは何かが違いました。
あの“犬を捨てた日”の彼女は、まるで自分自身まで傷つけながら、必死に切り捨てているように見えたのです。
その姿が、強い違和感として胸に残りました。
シェリーと、ここに咲かない花
そこへ銃声を聞きつけ、エヴリンと同じ金髪に大きな赤いリボンをつけた、緑の瞳の女の子が飛び出してきます。
エヴリンの娘・シェリーです。
杖を使用人に預け、大切そうに娘を抱き上げます。
「ちょっとオオカミを追い払っただけだから」
使用人へ向けた氷の声とはまるで別人の、柔らかな声。
ただ、杖を手放した彼女の足は、わずかに揺らいでいました。
シェリーが差し出したのは、クレヨンで描いた一輪の花の絵。
「この地方には咲かない花だけど……」とつぶやくエヴリン。
表情や身振りで応えるシェリーは、一言も言葉を発しません。
そして、その“花の贈り物”を受け取った瞬間、エヴリンの目は遠くを見つめます。
物語は静かに過去へと戻っていくのでした。
庭園の回想と、青いバラの彫刻
緑あふれ、木漏れ日が輝く庭園。
木陰のエヴリンに、ギラスがそっと青いバラの彫刻を差し出します。
プロローグの残酷さとはまるで別世界の、淡く温かいシーン。
「もしお気に召さなければ…捨てていただいても構いません」
絆創膏だらけの手を後ろに隠すように組み、「いつかは本物の花を…お贈りします」と告げるギラス。
可憐な花々の中で微笑む姿は、神話に閉じ込められた美少年のよう。
エヴリンに褒められただけで頬を染める彼は、あまりにも無防備で純粋でした。
直後に差し込まれるのは、血まみれで倒れるギラスの姿。
その痛々しさに、思わず目を背けたくなります。
回想から我に返ったエヴリンは、娘に微笑みます。
「ブルーデイジーは香りがすごくいいのよ。いつか一緒に飲みに行こうね」
さらに続く「そう…いつかは…」という呟きには、その約束を自分でも信じきれていないような影がにじんでいました。
捨てた犬との再会
その穏やかな時間も、長くは続きません。
北部から出港したウィンター家の貨物船が全て軍に差し押さえられたという報告が入ります。
容疑は“敵国への軍需品運搬”。
その時、邸の外で馬車が止まります。
はためく軍旗「Force of ALTERIC」と、双頭の鷲を掲げた濃紺の軍服の男は、「ビンスウェル戦の英雄」ギラス・ブラック大佐でした。
胸元には戦功を物語る勲章が輝きます。
「引きずり出しますか?」と問う部下に、「いや——まずは挨拶が先だろう」と答えるギラス。
直後、ウィンター邸の扉は蹴破られ、武装兵がホールに雪崩れ込みます。
驚くエヴリンの前へ、火のついた煙草を絨毯で踏み消しながら歩み出る男。
「玄関を汚してしまい申し訳ありません。何せ卑しい出ですので…」
凍りつくエヴリンの脳裏に、10年前の景色がよみがえります。
血まみれの手で裾をつかみ、黄金色の瞳で睨み上げたギラス。
「今この瞬間を、一生後悔することになるでしょう」
現れた彼は、軍帽を脱いで一礼します。
「お久しぶりです、エヴィお嬢様」
「いや…今はウィンター夫人とお呼びするべきでしょうか」
かつての少年は、もういません。そこにいたのは、「悪魔」と恐れられる軍人でした。
捨てた犬は、「英雄」となって帰ってきたのです。

韓国では10点満点レビューで★9.9を維持する高評価作品。
📕『捨てた犬に噛まれた時』は、ピッコマで毎週木曜更新中です。続きは、SMARTOON本編でお確かめください。
第1話|考察&よくある質問
Q1. タイトル『捨てた犬に噛まれた時』の意味は?
この残酷さと痛快さが、第1話最大の見どころです。“捨てた犬”は、回想でギラス自身が「捨てていただいても構いません」と差し出した言葉でもありました。そして、“犬”を捨て“噛まれる”のは女主人公エヴリンであり、ギラスは“傷ついた男主人公”という“性別逆転の構図”も、本作ならではの魅力です。裏切りと復讐の先に待っているのは“破滅”なのでしょうか。
Q2. 「青いバラ」やブルーデイジーは、何を象徴している?
この作品全体を象徴する存在なのかもしれません。
実は…現代の品種改良により青いバラが誕生し、“奇跡”“夢は叶う”といった意味も持つようになりました。また、娘のシェリーが描いたのは、“この地方には咲かない花”ブルーデイジー。身分差、敵対関係、復讐。どう考えても結ばれそうにないエヴリンとギラス。“存在しないもの”だった関係が変わっていく未来は、描かれるのでしょうか。
Q3. 嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)ロマンスとは?
「혐오관계(嫌悪関係)」を縮めた韓国語で、もとはファンの間で生まれた言葉。ロマンスでは“憎み合う/対立していた二人(ライバル・宿敵・敵同士)が、惹かれ合い恋に落ちる”関係性を指します。※本ブログでは、日本語のニュアンスが近い「嫌悪関係」と訳して紹介しています。
🔗関連記事嫌悪関係(혐관)をテーマに選んだ理由作者インタビュー翻訳・紹介Q4. 現在と過去が交差するフラッシュバック構成とは?
第1話は、追放の瞬間(過去)と、英雄となって再会する現在とを、行き来しながら進みます。断片的な回想が差し込まれるたび、隠された過去が少しずつ輪郭を帯びていく。穏やかな記憶と、その後の残酷さの対比が際立ち、“失われた時間”の重さが伝わってくる、巧みな構成です。
Q5. 作品の世界観・時代イメージは?
魔法のない架空国家を舞台としたロマンスファンタジー作品。帝政ロシア・ベルエポック期フランス・プロイセン・ヴィクトリア朝後期などを思わせる、緻密なディテールの建築物や衣装。そして“崩壊前夜の近代ヨーロッパ”の緊張感。別記事でくわしくまとめています。
🔗関連記事世界観・時代考証まとめ ※準備中
Q6. エヴリンの杖と、娘シェリーの沈黙は何を意味する?
10年前のプロローグでは描かれなかった杖を使う、現在のエヴリン。この10年のあいだに、彼女の身に何があったのか。そして、音に敏感で、一言も発しない娘シェリー。その沈黙の理由も、そっと胸に留めておきたい伏線です。
第1話|まとめ&次回の見どころ
血まみれの男主人公と、返り血を浴びる女主人公という衝撃のプロローグから始まりました。
再会を果たしたエヴリンとギラス。
そこにあったのは、懐かしさでも愛情でもなく、“10年分の傷”でした。
「英雄」と呼ばれる一方で、「悪魔」と怯えられるギラスは、何を抱えたまま戻ってきたのか。
そして、エヴリンはなぜ彼を捨てたのか。
復讐だけでは終わらない何かが、この先に待っている気がします。
韓国読者コメントまとめ
カカオページの反応(200件超)を、いいねの多い順に要約・意訳でご紹介※核心に迫る内容は割愛しています。
- “まさか原作小説がないの?もう完全にハマってしまった”
- “大作の予感。能力ある女主人公に、復讐を狙う男主人公とは”
- “作画マジで何事?最近見たカカオページ作品の中で断然トップ”
- “誰が見ても혐관の名店。私の好みど真ん中”
- “演出・作画やばいのに回帰・憑依・転生でもないし、カカオページなんでメインに載せないの?”
1位は「原作小説がないの?」という嘆き。画力への賞賛が集まり、早くも“혐관(嫌悪関係)の名店”という称号まで贈られていました。設定の希少さや、第1話から漂う大作感が読者を一気に引き込んだようです。さらには、もっと大きく扱ってほしいと惜しむ声も目立ちました。
📕先行配信の韓国版はこちら

原作小説が存在しない事実に震えつつ、無垢な少年が冷ややかな男になって登場するシーンに、心を奪われてしまいました😳
結末を誰も知らない醍醐味を、一緒に楽しみましょう。
次回の第2話では、軍によるウィンター家の“取り調べ”が幕を開けます。
📖 続きはこちら第2話|危うい距離感 →関連記事
テーマ別ガイド
- 登場人物・基本情報(人物相関図付き)
- 作者インタビュー翻訳・紹介
- 世界観・時代考証まとめ ※準備中
各話ネタバレ感想
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作品基本情報
作品データ
| 作品名 | 捨てた犬に噛まれた時 |
|---|---|
| 原題 | 내가 버린 개에게 물렸을 때 |
| ジャンル | 恋愛/ロマンスファンタジー(ロマファン) |
| 作家名 | kimda(キムダ) |
| 原作小説 | なし(完全オリジナル作品) |
| 出版社 | KAKAO WEBTOON Studio |
| 日本配信 | ピッコマ独占・毎週木曜更新 |
| 韓国配信 | カカオ系(シーズン2より「19歳完全版」も配信) |
| 英語版 | The Hand That Once Fed(北米はTapasで配信) |
公式キーワード(カカオ)
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- 定番の逆をいく強い女主人公が読みたい
- 伏線や政治陰謀もじっくり考察したい
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※この記事は個人の感想・解釈です。記事内の見出しも公式のものではありません。
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