【捨てた犬に噛まれた時】第17話 ネタバレあらすじ感想・考察|壁の花

『捨てた犬に噛まれた時』第17話 壁の花 各話ネタバレ感想

※この記事はプロモーションを含みます。

ギラスをペレズ家に迎え、「堅固な防波堤」にしようとする大公。
喪服のエヴリンに、ダンスを申し込む者は現れません。

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『捨てた犬に噛まれた時』

回帰・転生・魔法なしの人気ロマンスファンタジー。
フルカラーで描かれたウェブトゥーン作品です。

Hani

こんにちは、Haniです!
第17話を一緒に読み解いていきましょう。

🌹今回の見どころ

原作小説がなく、結末や最終回がわからない本作。
伏線やテーマ・心情を丁寧に拾いながら、その魅力に迫ります🖤

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第17話|あらすじ・ネタバレ感想

第17話の見どころを、シーンごとに追いかけていきます。

ウィンター夫人の入場

「ウィンター夫人のご入場です」
司会の声とともに、エヴリンとギラスが並んで会場へ足を踏み入れました。
黒いつば広の帽子にベール、杖をついた喪服姿のエヴリンに、招待客たちがささやき合います。
「大公殿下にあんなことしておいて図々しいったらないわ」
喪服で来るなんて非常識だと、冷たい声があちこちから漏れていました。
そのなかでエヴリンは小さく笑い、隣のギラスに話しかけます。
「エスコートありがとう。おかげで嫉妬の的だわ」「どう?主役になった気分は?」
舞踏会の始まりを告げるアナウンスが響くなか、ギラスは短く答えました。
「どうでしょう。とにかく…楽しんでいってください」

ペレズ家と大公

ここで、ペレズ伯爵家の成り立ちが語られます。
もとは歴史が浅く、貧しい一族でした。
転機は、王宮の侍女だった伯爵令嬢が王の目にとまり、ビクターを産んで妾となったこと。
ペレズ家は、ビクターの母の実家だったのです。
以来、一族は飛ぶ鳥を落とす勢いで名声を高めていきます。
ところがその令嬢が事故で命を落とし、ペレズ家の将来は再び危うくなりました。
場面は、ソニアの回想へ移ります。
「心配するなソニャ」
ソニアを愛称で呼び、ビクターは親しげに語りかけます。
「時代がどんどん変わってきている」「今の時代、名誉だけじゃ何にもならない」
「俺たちは実利を取ればいい」
「財貨や武器、軍隊、権力、そしてどんな波でも防げる…」
「堅固な防波堤を」
その言葉に重ねて描かれたのは、軍服姿のギラスでした。

硬くて大きな手

我に返ったソニアの前には、ギラスの手が差し出されていました。
「無理に応じていただかなくて結構ですので」
ソニアはその手を取り、「最初にダンスを申し込まれたのが私で嬉しいです」と応じます。
踊り始めた二人に、招待客たちの噂が広がりました。
「ソニア嬢とブラック大佐よ」「とってもお似合いね」
「大公が大佐をペレズ家に迎え入れようとしてるって噂は事実だったようだ」
重ねた手の感触に、ソニアの心の声が続きます。
「硬くて大きな手」「どんな危機が迫っても決して離さないような…」
出自が不明なのは欠点。でも、そんなことはもうどうでもいい。
一時は天下を取る勢いだったウィンター家でさえ、いまではあの有様なのだから、と。
その二人を、エヴリンは会場の一角から眺めていました。
アームチェアに腰かけ、シャンパングラスを手に、胸のうちでつぶやきます。
「案外上手いじゃない」「てっきり赤っ恥をかくのがオチだと思ってたのに」

庭園のレッスン

エヴリンの記憶は、ある日の庭園へとさかのぼります。
向かい合うのは、まだ従者だった頃のギラス(ギル)です。
「舞踏会まで1週間しかないから、ダンスの相手をしなさい」
戸惑う彼に、エヴリンは手を差し出しました。
「黙って踊りなさい」
ギラスは照れながら、その手を取ります。
記憶から戻っても、エヴリンの目はソニアと踊るギラスを追っていました。
あの日ギラスに教えた言葉を、ひとつずつなぞりながら。
「そう、相手の足を踏まないように気をつけて」
「視線は常に…パートナーに向けて」
庭園で踊る若き日の二人の姿に、もうひとつの言葉が重なります。
「愛おしい目で…」
その声に続いて映し出されたのは、いまソニアと踊るギラスの姿でした。

視線の先

そのとき、踊るギラスの鋭い視線がエヴリンをとらえました。
思わず目を見開くエヴリン。そこへ靴音を響かせて現れたのは、ビクターです。
「夫人、なぜ踊らないのだ。もう2曲目も終わりだぞ」「まさか誰からもダンスを申し込まれなかったのか?」
「私にダンスを気楽に申し込める方などいらっしゃらないでしょう」
見ているだけで十分楽しいのでお構いなくと、エヴリンは涼しい顔で返します。
いくら未亡人でも、こんな美人を放っておくのはもったいない。ビクターはそう言って手を差し出しました。
「よし、慰めの意味で私がダンスを申し込んでやろう」
「結構です。前回十分慰めていただきましたので」
それでもビクターは引き下がらず、もう一度手を差し出します。
「こらこら、寂しいことを言うんじゃない」「舞踏会は始まったばかりだ、楽しまないと」
一方のフロアでは、ソニアがギラスの足を踏み、ダンスが止まっていました。
「すみません、私ステップが苦手で…」
慌てるソニアをよそに、ギラスは横を向いたまま応えません。
「大佐?」
会場には、「まさか一緒に踊るのか」とざわめきが広がります。
ビクターとエヴリンが、手を取り合って進み出たのです。
音楽が流れるなか、ギラスの視線の先で、二人のダンスが始まりました。

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ウィンター公爵家には犬がいる。それはそれは従順な黒い飼い犬が。ある日、ウィンター家の令嬢エヴリン・ウィンターは、彼女にだけ従順な犬、ギラス・ブラックを無慈悲に追い出す。そして、一族の復興のためにアカデミー首席のローウェンと結婚し、娘のシェリ...

韓国では10点満点レビューで★9.9を維持する高評価作品。
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第17話|考察&よくある質問

Q1. ペレズ家とビクターは、どんな関係なのか?

A. ペレズ伯爵家は、ビクターの生母が生まれた家です。

歴史の浅い貧しい一族は、王の寵愛を受けた令嬢のおかげで、一気に名を上げました。その令嬢が亡くなったいま、王家とのつながりとして残ったのは、大公となったビクターです。第16話でソニアを「実の妹も同然」と呼んだ背景も、ここで見えてきます。

🔗 基本情報・人物紹介王位をも狙う大公ビクターの人物像はこちらビクター・アルテリック

Q2. ビクターの言う「堅固な防波堤」とは?

A. 一族を守る盾として、戦争の英雄ギラスを取り込もうとしているのだと読んでいます。

名誉だけでは生き残れないと語り、ビクターは実利を並べていきました。その言葉とともに描かれたのが、ギラスでした。舞踏会では、ギラスとペレズ家を結びつける噂まで流れています。ソニアとのダンスも、その筋書きの一部なのかもしれません。

🔗 第5話|王宮の探り合いギラスを手駒のように動かす大公はこちらあらすじ:ギラスに下された密命

Q3. ソニアが気にした、ギラスの「出自」とは?

A. ギラスの生まれは明かされておらず、貴族社会では弱みと見なされています。

第8話でも、エヴリンは「卑しい出」という言葉で、大公がギラスを信頼し切れない理由を突いていました。英雄と称えられても、生まれの壁は消えていないようです。それでも気にしないと割り切るソニアの胸の内には、没落したウィンター家を見てきた令嬢の計算がのぞきます。

🔗 第8話|消えない罪と銃声大公の不信を突く、エヴリンの言葉はこちらあらすじ:卑しい出と、高貴な縁

Q4. ダンスで教えた“視線”は、何を象徴しているのか?

A. 教えを守れない視線に、ギラスの消えない過去がにじんでいると感じています。

庭園でエヴリンは、踊るときは相手を見つめるものだと従者のギラスに教えていました。ところがいまのギラスは、ソニアと踊りながら、ビクターの手を取るエヴリンから目を離しません。かつて教わった作法を、教えた本人の前で破っているのです。

🔗 第4話|犬を捨てた日雪の庭園で、エヴリンがギラスを捨てた日はこちらあらすじ:“犬を捨てた日”

Q5. “壁の花”とは、どういう意味なのか?

A. 舞踏会で踊りに誘われず、壁際で眺めているだけの人を指す言葉です。

もとは英語の“wallflower”。エヴリンもまた、2曲目が終わるまで誰からも誘われませんでした。気楽に誘える人などいないと言い切る姿は、壁の花というには堂々としています。その彼女をダンスに誘ったのが、ほかでもないビクターでした。

第17話|まとめ&次回の見どころ

第17話では、ペレズ家の浮き沈みと、ギラスを一族の防波堤にしたいビクターの狙いが描かれました。
壁の花となったエヴリンは、庭園でギラスに教えたダンスの作法を思い出します。
やがて、ビクターと踊りだした彼女を、ギラスの目は追い続けていました。

韓国読者コメントまとめ

カカオページの反応を、いいねの多い順に要約・意訳でご紹介※核心に迫る内容は割愛しています。

  • “嫌悪関係のロマンスかと思ったら、ただの激しい駆け引きだった笑 ずっとお互いを意識し合ってる”
  • “復讐とか何とか言ってないで、早く愛してると言いなよ…嫉妬でもしてくれたらもっといい”
  • “大公が踊りながら恥をかかせる気?スカッとしたいけど、胸が引き裂かれる男主人公も見たい”
  • “意識し合っているのを隠そうともしないのが最高!これこそ嫌悪関係、愛憎の最高峰”
  • “幼い頃の二人がダンスの練習をするシーンがとても綺麗…女主人公の美貌は最高”

“視線は嘘をつけない”“それが復讐する目なんですか”と、ギラスのまなざしに鋭いツッコミが相次いだ回。嫉妬する姿を“可愛い”と楽しむ声も目立ちました。

📕先行配信の韓国版はこちら

Hani

ソニアの手を取りながら、目はずっとエヴリンを追っているギラス。
“復讐”はどこへ行ったのか🤭庭園で手を取り合う、初々しい二人の回想は、一枚の絵のようでした。

次回の第18話では、ビクターと踊るエヴリンが、あの「贈り物」の件を問いただします。吹雪のテラスに現れた男の、思わぬ頼みとは。

📖 続きはこちら第18話|ダンスのあとで →

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作品基本情報

作品データ

作品名捨てた犬に噛まれた時
原題내가 버린 개에게 물렸을 때
ジャンル恋愛/ロマンスファンタジー(ロマファン)
作家名kimda(キムダ)
原作小説なし(完全オリジナル作品)
出版社KAKAO WEBTOON Studio
日本配信ピッコマ独占・毎週木曜更新
韓国配信カカオ系(シーズン2より「19歳完全版」も配信)
英語版The Hand That Once Fed(北米はTapasで配信)

公式キーワード(カカオ)

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物語の舞台は、君主国家アルテリック。
冷酷で有能な公爵夫人エヴリン・ウィンターと、彼女に捨てられた過去を抱えながらも、“英雄”として戻ってきた軍人ギラス・ブラック。
二人の嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)を軸に、国家を巻き込む陰謀やミステリーが交錯します。

こんな人におすすめ

  • 甘いだけじゃない、嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)ロマンスが好き
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※この記事は個人の感想・解釈です。記事内の見出しも公式のものではありません。
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