【捨てた犬に噛まれた時】第19話 ネタバレあらすじ感想・考察|花火の夜

『捨てた犬に噛まれた時』第19話 花火の夜 各話ネタバレ感想

※この記事はプロモーションを含みます。

ゲストルームに二人きりの、ギラスとソニア。
一方テラスでは、セオドア男爵がエヴリンに恭しく頭を下げていました。

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『捨てた犬に噛まれた時』

回帰・転生・魔法なしの人気ロマンスファンタジー。
フルカラーで描かれたウェブトゥーン作品です。

Hani

こんにちは、Haniです!
第19話を一緒に読み解いていきましょう。

🌹今回の見どころ

原作小説がなく、結末や最終回がわからない本作。
伏線やテーマ・心情を丁寧に拾いながら、その魅力に迫ります🖤

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第19話|あらすじ・ネタバレ感想

第19話の見どころを、シーンごとに追いかけていきます。

クラバット

場面は、屋敷のゲストルームから始まります。
ギラスの胸に手を置いたまま、ソニアは離れようとしません。
「も…もう少しだけこのままでいさせてください」「まだ緊張が抜けなくて…」
「ですが…」と言いかけるギラスに、ソニアはうつむいて続けます。
「こうしてると何だか安心します」「変ですよね」
ふと目を留めたのは、ギラスの首元の赤いクラバットでした。
「そのネクタイ…すごくお似合いです」
「もしかしてプレゼントですか?」
そのとき、部屋の外で大きな物音が響きました。
振り向いたギラスの肩越しに、ソニアも外をのぞき込みます。
「外に誰かいるのかしら…?」
ギラスは、じっとその先を見つめていました。

酔った男

吹雪のテラスでは、椅子に座るエヴリンの前で、金髪の男が深々とお辞儀をしていました。
「…あなたはセオドア男爵?」と問われ、男は「その通りでございます」と答えます。
酒に酔った男爵は、着飾った平民たちを「虫けら」とあざけり始めます。
エヴリンは「口を慎むことだ。どこで誰が聞いているかわからないぞ」と釘を刺しました。
それでも男爵は、エヴリンに同調を求めます。
「不自由な体でステージに引きずり出されて」「散々コケにされておいて!」
「飲みすぎだ、そろそろ帰ったほうがいいだろう」
そう告げて立ち上がったエヴリンの腕をつかみ、男爵が持ち出したのは投資の話でした。
エヴリンはその頬を平手で打ち、きっぱりと拒みます。
「男爵がギャンブルで破産したことを知らない者はいない」「恥知らずにもあちこちから金を借りて回っていることもな」
逆上した男爵は、エヴリンの手首をつかんで壁に押しつけました。
ウィンター家の財政悪化をあげつらい、「どうせ手遅れになる前にカモを物色しにきたんだろ?」とすごむ男爵。
顔にも首にもキスマークを残したその男に、エヴリンは急所への蹴りで応じます。
しかし男爵は三つ編みをつかみ、エヴリンを床に叩きつけました。
帽子とベールが外れ、ほどけた髪がまっすぐに垂れます。
そして見下ろしながら、吐き捨てました。
「お高くとまってんじゃねえよ」

扉の外の人影

一方、ゲストルームでは。
ギラスが扉を開けると、廊下に二人の使用人が立っていました。
部屋の様子をうかがっていたかのような二人は、「へ…部屋を間違えッ…」「失礼しました!」と走り去ります。
ギラスは無表情のまま、何も言いません。
ソニアの「大佐?何か問題も…?」という問いに、ギラスはこう告げました。
「しばらく休んでいてください」「リラックスできるような飲み物をお持ちします」
そう言い残し、ギラスは扉を閉めて部屋を出ていきました。

会場を歩くギラス

舞踏会場を歩くギラスは、まるで誰かを探しているかのようでした。
やがてその視線は、テラスへ通じる扉に向けられます。

開いたテラスの扉

再び、テラス。
手首をつかまれたエヴリンは、床に押し倒されていました。
のしかかった男爵が、あざけるように言います。
「助けを呼ばなくていいのか?」「いや…呼べないのか。これ以上変な噂が増えたら困るもんな」
エヴリンは、まっすぐに男爵をにらみ返しました。
「…黙れ。助けなど必要ない。貴様ごときの相手は私一人で十分だ」
男爵は「そりゃ好都合だぜ」と笑い、誰にも邪魔されずに楽しもう、無理やりされるのが好きなのかと、下卑た言葉を浴びせかけます。
その声が途切れたのは、テラスの扉が突然開いたときでした。
男爵が立ち上がり、身を起こしたエヴリンの顔に驚きの色が浮かびます。
そこに無表情で立っていたのは、ワインボトルとゴブレットをのせたトレイを持つギラスでした。

花火の夜

ゲストルームでは、ソニアがギラスの帰りを待っていました。
「リラックスできる飲み物って…やっぱりお酒かしら?」「ここで二人っきりで…?」
胸を高鳴らせながらも、心の中ではこうつぶやきます。
「それにしても遅いわね」
そのとき、窓の外で花火が上がりました。
歓声が響くなか、ソニアは窓辺に近づいて庭園を見下ろします。
花火の光の中を、黒いスーツの人物が誰かを横抱きにして進んでいく、小さな後ろ姿が見えました。
抱えられた人の足首には、銀色の留め具とともに赤いクラバットが巻かれています。
ソニアが「すごくお似合いです」と褒めた、あのクラバットです。
火の粉が舞う夜の庭園を歩いていたのは、険しい表情のギラスでした。
その腕の中には、彼の着ていたジャケットを頭からかぶせられ、うつむくエヴリンの姿がありました。
鳴り響く花火の音のなか、第19話は幕を閉じます。

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ウィンター公爵家には犬がいる。それはそれは従順な黒い飼い犬が。ある日、ウィンター家の令嬢エヴリン・ウィンターは、彼女にだけ従順な犬、ギラス・ブラックを無慈悲に追い出す。そして、一族の復興のためにアカデミー首席のローウェンと結婚し、娘のシェリ...

韓国では10点満点レビューで★9.9を維持する高評価作品。
📕『捨てた犬に噛まれた時』は、ピッコマで毎週木曜更新中です。続きは、SMARTOON本編でお確かめください。

第19話|考察&よくある質問

Q1. セオドア男爵とは、どんな人物なのか?

A. ギャンブルで身を持ち崩し、借金を重ねていると、エヴリンに言い当てられた男爵です。

第16話の舞踏会でも、会場の片隅で借金を噂されていました。平民を「虫けら」とあざける一方で、エヴリンには投資の話を持ちかけています。貴族の誇りと、傾いた懐。その両方を抱えたまま、平民から成り上がった英雄が開いた舞踏会に来ていたようです。

🔗 第16話|最後の招待客借金を噂されていた男爵の初登場はこちらあらすじ:ブラック邸の舞踏会

Q2. エヴリンは、なぜ助けを呼ばなかったのか?

A. 私は、噂を恐れたからだけでなく、誰の手も借りずに当主として立とうとしたからだと読んでいます。

男爵は、エヴリンが助けを呼べないのは、これ以上「変な噂」が増えると困るからだと嘲りました。夫と親族を次々に失い、陰で「魔女」と囁かれてきた当主です。それでも返した言葉は、「私一人で十分だ」。床に押し倒されても、その言葉は揺らぎませんでした。

🔗 第12話|私の最後の春霊廟で囁かれた「魔女」の噂はこちらあらすじ:霊廟と「魔女」

Q3. 廊下の使用人たちは、何をしていたのか?

A. 中の気配をうかがっていたようで、ギラスが扉を開けると、慌てて走り去りました。

誰に言われて来たのかは描かれません。二人がいたのは、ソニアがギラスに身を預けていたゲストルームの前です。第18話では、ソニアがよろける直前に、ビクターが何か合図するような仕草を見せていました。二人が見たものが誰に伝わるのか、気になるところです。

🔗 第18話|ダンスのあとで大公が合図するような仕草を見せた場面はこちらあらすじ:よろけたソニア

Q4. ギラスは、なぜテラスに現れたのか?

A. 理由はこの回では語られません。会場で誰かを探すように歩いたあと、その目はテラスの扉に向いていました。

手にしていたのは、ワインボトルとゴブレット。ソニアに約束した“リラックスできる飲み物”でした。第17話でも、ソニアと踊りながら、ギラスの視線はエヴリンをとらえていました。ゲストルームへ戻る前に、確かめたい相手がいたようにも見えます。

🔗 第17話|壁の花ソニアと踊りながら、エヴリンをとらえた視線はこちらあらすじ:視線の先

Q5. 足首に巻かれた赤いクラバットは、何を物語っているのか?

A. 首元の赤い布が、かつての主人の足首へ。主従の位置が入れ替わったことを示す構図だと感じています。

ソニアが「すごくお似合いです」と褒め、プレゼントかと尋ねたクラバットです。答えが出ないまま、同じ布はエヴリンの足首に巻かれていました。なぜ巻かれたのかは描かれていません。それでも、“捨てた犬”の首元にあったものが捨てた側の足を結ぶ姿は、どこか首輪を思わせます。

第19話|まとめ&次回の見どころ

第19話では、舞踏会のテラスで、酔ったセオドア男爵がエヴリンに牙をむきました。
助けを拒んだ彼女の前に現れたのは、ソニアに飲み物を約束したはずのギラスです。
花火の夜、彼の腕に抱かれていたのは、ゲストルームで待つソニアではありませんでした。

韓国読者コメントまとめ

カカオページの反応を、いいねの多い順に要約・意訳でご紹介※核心に迫る内容は割愛しています。

  • “二人とも表情はひどいのに、それでも気になって頼らずにはいられない。これぞ嫌悪関係のバイブル”
  • “ペレズ令嬢が「ネクタイがよく似合う」って言ったのに、それを足首に巻いてるの見てよww 最高”
  • “幸せな花火と対比される、二人の表情がすごい。歯を食いしばって固まった顔なのに、お互い違うことを考えてるでしょ?”
  • “復讐すると心に決めて来たのに、弱った姿に揺れているのが見えておいしすぎる”
  • “お金はあるのに…次の話がない”

“花火は私たち読者の心だった”と、大佐がエヴリンを連れ出す展開に沸いた回。“ラストのコマはミシュラン級”と作画を称える声や、ソニアに“あいつはあなたに興味ないから”と諭す声も並びました。

📕先行配信の韓国版はこちら

Hani

ソニアが褒めたあのクラバットが伏線になって、速攻で回収されていましたね。
エヴリンの危機にはいつも姿を見せてしまうギラス。扉が開いたあと、一体何があったのでしょう。

次回の第20話では、テラスに居座るギラスを前に、エヴリンが大胆な一手を打ちます。花火の庭園の先で、二人が交わした言葉とは。

📖 続きはこちら第20話|宴の終わり →

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作品基本情報

作品データ

作品名捨てた犬に噛まれた時
原題내가 버린 개에게 물렸을 때
ジャンル恋愛/ロマンスファンタジー(ロマファン)
作家名kimda(キムダ)
原作小説なし(完全オリジナル作品)
出版社KAKAO WEBTOON Studio
日本配信ピッコマ独占・毎週木曜更新
韓国配信カカオ系(シーズン2より「19歳完全版」も配信)
英語版The Hand That Once Fed(北米はTapasで配信)

公式キーワード(カカオ)

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物語の舞台は、君主国家アルテリック。
冷酷で有能な公爵夫人エヴリン・ウィンターと、彼女に捨てられた過去を抱えながらも、“英雄”として戻ってきた軍人ギラス・ブラック。
二人の嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)を軸に、国家を巻き込む陰謀やミステリーが交錯します。

こんな人におすすめ

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