【捨てた犬に噛まれた時】第12話 ネタバレあらすじ感想・考察|私の最後の春

『捨てた犬に噛まれた時』第12話 私の最後の春 各話ネタバレ感想

※この記事はプロモーションを含みます。

ローウェンの霊廟で囁かれるウィンター家の呪いと「魔女」の噂。
葬儀を終えて崩れ落ちたエヴリンに触れたのは、幼い娘の小さな手でした。

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『捨てた犬に噛まれた時』

回帰・転生・魔法なしの人気ロマンスファンタジー。
フルカラーで描かれたウェブトゥーン作品です。

Hani

こんにちは、Haniです!
第12話を一緒に読み解いていきましょう。

🌹今回の見どころ

原作小説がなく、結末や最終回がわからない本作。
伏線やテーマ・心情を丁寧に拾いながら、その魅力に迫ります🖤

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第12話|あらすじ・ネタバレ感想

第12話の見どころを、シーンごとに追いかけていきます。

霊廟と「魔女」

白い大理石の霊廟に、冬枯れの木立が影を落としていました。
墓碑に刻まれているのは、「Lowen Winter」の文字。
ところが参列者たちの声は、故人を悼むものではありませんでした。
「ウィンター家は 呪われてるんじゃ ないか?」
「前代当主だけでなく ローウェンまで」
「いや 問題はあの女だ」
「あの女を家に迎えて以来 親族たちが次々 死んでいった」
「きっと魔女に 違いない」
黒いレースのベールの内側で、エヴリンは無表情のまま立っていました。
雪のような粒子が舞う霊廟から、場面は葬儀を終えた屋敷へと移ります。

私の最後の春

逆光の差す室内、エヴリンは六角タイルの床にうつ伏せのまま横たわっていました。
そこへ「あう」と、よちよち歩きの幼いシェリーが入ってきます。
「…誰も通すなって 言ったのに」
「魔女の言うこと なんて誰も 聞いてくれないのね」
「…あっち行ってよ」
弱々しく拒みながら、エヴリンは胸のうちで問いかけました。
「あんたの母親が どんな存在か わかってる?」
「子供の頃は 従兄弟たちに」「当主の叔父まで 死に追いやった」
「夫のローウェンまで…」「そばにいた者 全てを燃やし 尽くした」
白い薔薇が炎に焼け崩れていく光景が、その言葉に重なります。
「私は 人を死なせる 化け物よ」
「だから今すぐ 去りなさい」
それでも幼い娘は、何も言いませんでした。
黒いレースのベールをさらりとめくり、小さな手を母の頬にそっと添えます。
疲れ切った顔を、両手で包み込むように。
金の装飾に縁取られた、詩のようなナレーションが重なります。
「あの手は」「化け物は涙なんて 流さないと言っている ようだった」
「あの瞳は」「愛しい あの頃を 思い出させた」
鮮やかな緑の庭園へと画面が転じ、光の中に娘の名が置かれました。
「シェリー」「真冬のような 人生に訪れた」
「私の最後の春…」

森に現れた二人

「ヒュォォォ」と吹雪が荒れています。
冬の川を前に、黒い花柄のケープをまとったエヴリンが立ち尽くしていました。
隣では、執事のマリアが懸命に声をかけています。
「ただ今 警備隊が 捜索中です」
「当主様 こういう時ほど 冷静でいなければ なりません」
「誰にも見つからず 領地内に入ったあたり ここの地理に詳しい 者かと」
「まずは シェリーお嬢様の 安全を…」
その声は、エヴリンには届いていないようでした。
焦点の合わない目がとらえたのは、雪の森の奥に立つ二人の姿。
プラチナブロンドの長身の男と、青い服の女の子が、並んで背を向けています。
エヴリンは「ダッ」と駆け出し、そのまま川へ踏み込みました。
「当主様!?」「そちらに 行かれては いけません!」「危険です!」
マリアの絶叫の直後、「どぼんっ」と水音が上がります。
冷たい水に沈みながら、エヴリンは遠ざかる背中へ手を伸ばしました。
「お願い ローウェン」「シェリーを 連れていかないで…」
「私にはもう その子しか いないの」
「あなたも私を 呪ってるの?」「だったら 私を連れていって!」

猟銃の血痕

水しぶきを上げながら、エヴリンは堀を這い上がります。
その視界に入ってきたのは、黒いマントの裾と、雪を踏む黒い靴でした。
見上げた先に立っていたのは、狩猟帽を目深にかぶった長身の人物。
口元はフェイスカバーで覆われ、手には猟銃が握られています。
帽子の下からのぞいたのは、鋭い黄金の瞳。
ギラス・ブラック大佐でした。
その猟銃の銃身に、べっとりと赤い血がついています。
「ドサッ」と、エヴリンはその場に座り込みます。
「そんな…」「まさか…」

台無しになった狩り

ギラスは何も答えず、「バサッ」と大きなマントを開きます。
その足元にしがみついていたのは、小さな体を震わせたシェリーでした。
「狩りの途中 怪しい者が 見えたので 撃ちましたが」
「吹雪が酷くなり 逃してしまいました」
猟銃の血は、娘をさらった人物を撃退した証だったのです。
雪の上に残された血痕と、身体を傾けて逃げていく人影という光景が差し込まれます。
ギラスは吹雪からシェリーを守るように、マントの内側へ匿っていました。
黒い手袋が、その頭を「ぽん」と撫でます。
こらえていた涙があふれ、シェリーは「ダダッ」と母のもとへ駆け出しました。
膝をついたエヴリンの胸に、シェリーが飛び込みます。
そこへマリアとアイザックが駆けつけました。
「当主様! 吹雪がどんどん 強まっています」「早く 屋敷の中へ…」
「おかげで せっかくの 狩りが 台無しです」
ギラスは、ため息をつくようにそう言い放ちます。
娘を抱きしめたまま、エヴリンは短く答えました。
「世話に… なった」
そして、驚く従者たちにこう命じます。
「大佐を屋敷に ご案内して」「狩りを台無しにしたからには 補償しないと」
「光栄です 夫人」
丁寧で、それでいて距離のある返事でした。

絵筆をとる若者

そこへ、外套も羽織らないオスカーが駆けつけます。
腕に抱えていたのは、エヴリンの緑のコートでした。
「エヴリン…!」
「何考えてるんだよ こんな天気に 川に 飛び込む なんて!」
「ただでさえ体調が…」
怒鳴りながらすれ違った瞬間、オスカーの目が一点で止まります。
「失礼」
低い声だけを残して、長身の男は通り過ぎていきました。
その背中を、オスカーは振り返って見つめます。
「あの男…」
記憶が遡るのは、緑のまぶしい、優雅なピクニックの庭。
噴水を背にしたその庭で、赤いドレスの若きエヴリンとローウェン、オスカーがくつろいでいます。
その傍らでイーゼルに向かい、キャンバスに筆を走らせる、黄金色の瞳の若者。
あの日々を絵に残していたのは、従者だった頃のギラスだったのです。

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ウィンター公爵家には犬がいる。それはそれは従順な黒い飼い犬が。ある日、ウィンター家の令嬢エヴリン・ウィンターは、彼女にだけ従順な犬、ギラス・ブラックを無慈悲に追い出す。そして、一族の復興のためにアカデミー首席のローウェンと結婚し、娘のシェリ...

韓国では10点満点レビューで★9.9を維持する高評価作品。
📕『捨てた犬に噛まれた時』は、ピッコマで毎週木曜更新中です。続きは、SMARTOON本編でお確かめください。

第12話|考察&よくある質問

Q1. エヴリンはなぜ「魔女」と呼ばれるのか?

A. 当主だった叔父や夫ローウェンなど、彼女の周囲で親族が次々と亡くなったためです。

噂を口にしているのは霊廟に集まった参列者。死の理由や、エヴリンが関わったかどうかは不明です。彼女自身が自らを化け物と呼ぶ理由も、まだ語られていません。

🔗関連記事🌹エヴリン・ウィンターの人物紹介はこちら登場人物・基本情報

Q2. 吹雪の森に見えた二人は、何だったのか?

A. エヴリンの前にだけ現れたローウェンが、シェリーの手を引いて森へ消えていく幻影のように描かれています。

第7話でも、雪の中でエヴリンを背後から抱きしめるローウェンが、現実と見分けのつかない姿で描かれました。今回も二人は一度も振り返らず、ローウェンの顔は映されないままです。

🔗関連記事ローウェンの幻影第7話|ブリントンと山小屋

Q3. シェリーをさらったのは、誰だったのか?

A. 正体はまだ明かされていませんが、マリアは領地の地理に詳しい者だと推測しており、第11話でシェリーの前に現れた人物と重なります。

アイザックの書類を奪った事件や、大公ビクターの動きとつながるのか、まだ分かっていません。

🔗関連記事撃たれた白うさぎ第11話|二つの誘拐

Q4. ピクニックの庭で絵を描いていたのは、誰なのか?

A. まだ従者だった頃のギラスです。オスカーの回想に、白いシャツ姿でイーゼルに向かい、黄金色の瞳でキャンバスを見つめる若者として描かれています。

あの優雅なピクニックのひとコマは、第5話で明かされた結婚肖像画とともに、ギラスが描き残した絵だったのです。すれ違いざまにオスカーが動揺した理由については、本編は何も語っていません。

🔗関連記事結婚肖像画を描いた少年第5話|王宮の探り合い

Q5. 「私の最後の春」は、何を意味しているのか?

A. 私は、“ウィンター(冬)”の名を背負う彼女にとって、シェリーだけが訪れた春だったのだと読んでいます。

エヴリンの家名ウィンターは、英語で“冬”。そばにいた者を失い続け、自らを化け物と呼んだ母の頬に、幼い娘は黙って手を添えました。雪と吹雪に閉ざされたこの回で、ギラスのマントの中から戻ってきたのも、その春でした。

第12話|まとめ&次回の見どころ

第12話では、エヴリンが「魔女」と呼ばれる理由と、幼い娘に救われた過去が明かされました。
吹雪の中で娘を取り戻したのは、猟銃を手にしたギラス。
敵とみなしてきた相手に礼を告げ、エヴリンは彼を屋敷へ招き入れます。

韓国読者コメントまとめ

カカオページの反応を、いいねの多い順に要約・意訳でご紹介※核心に迫る内容は割愛しています。

  • “妊娠した女主を、ローウェンが受け入れてくれたみたいだね…”
  • “助けて、背景が雪原なのにめちゃくちゃ熱いㅠㅠ 二人の間が熱すぎるじゃん”
  • “あんな目をして画家が描くのに、のんびりピクニックを楽しんだって?”
  • “夫まで死んだのに慰めではなく嫌悪しか返ってこない。悲しみすら表現できず自責しているのが本当にかわいそう”
  • “ここまで来たらローウェンは実在の人物かな…”

“どうやって1話1話全部面白いんだよ”という絶賛で締めくくられた回。なぜローウェンと結婚したのかという謎、雪の中の二人への熱量、悲しみを表に出せないエヴリンへの同情が同時に広がりました。

📕先行配信の韓国版はこちら

Hani

シェリーの頭に「ぽん」と置かれた、ギラスの黒い手袋。優しい手にキュン🫰
狩りが台無しだと不満を言いながら、この人はいつも守ってくれますね。

次回の第13話では、屋敷に招かれたギラスとオスカーが顔を合わせます。そして夜、あの結婚肖像画の前に立つ人影とは——。

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作品基本情報

作品データ

作品名捨てた犬に噛まれた時
原題내가 버린 개에게 물렸을 때
ジャンル恋愛/ロマンスファンタジー(ロマファン)
作家名kimda(キムダ)
原作小説なし(完全オリジナル作品)
出版社KAKAO WEBTOON Studio
日本配信ピッコマ独占・毎週木曜更新
韓国配信カカオ系(シーズン2より「19歳完全版」も配信)
英語版The Hand That Once Fed(北米はTapasで配信)

公式キーワード(カカオ)

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物語の舞台は、君主国家アルテリック。
冷酷で有能な公爵夫人エヴリン・ウィンターと、彼女に捨てられた過去を抱えながらも、“英雄”として戻ってきた軍人ギラス・ブラック。
二人の嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)を軸に、国家を巻き込む陰謀やミステリーが交錯します。

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