【捨てた犬に噛まれた時】第9話 ネタバレあらすじ感想・考察|復讐の誓いと招待

『捨てた犬に噛まれた時』第9話 復讐の誓いと招待 各話ネタバレ感想

結婚肖像画を描いたギラス。あの日の記憶が今、明かされます。
完成後、姿を消すつもりだった彼を、エヴリンは逃がしませんでした。

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ピッコマ独占配信中の韓国縦読み漫画
『捨てた犬に噛まれた時』

回帰・転生・魔法なしの人気ロマンスファンタジー。
フルカラーで描かれたウェブトゥーン作品です。

Hani

こんにちは、Haniです!
第9話を一緒に読み解いていきましょう。

🌹今回の見どころ

原作小説がなく、結末や最終回がわからない本作。
伏線やテーマ・心情を丁寧に拾いながら、その魅力に迫ります🖤

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第9話|あらすじ・ネタバレ感想

第9話の見どころを、シーンごとに追いかけていきます。

雨のアトリエ

第9話は、ギラス目線の過去回想から幕を開けます。
キャンバスに描かれていたのは、エヴリンとローウェンの結婚式の肖像画。
アトリエで筆を握っていたのは、少年時代のギラス(ギル)でした。
「肖像画を完成させたら」
「すぐに逃げるつもりだった」
好きな人が別の男と結ばれる姿を、自分の手で描き残す日々。
絵の具のついた指が筆を強く握りしめ、筆先から血のような赤がしたたり落ちます。
そこへ、扉が勢いよく開く音が響きました。
雨だれの音とともにドア口に立っていたのは、エヴリンでした
「よくも 許可なく 私から離れようとしてくれたわね」
「私から逃げられると思ったら大間違いよ」
エヴリンはギラスの胸元をつかみ、口づけます。
「無理やり 生かしたのは あなたのくせに」
重ねられる独白が、この記憶の意味を語ります。

復讐への道

回想は、あの雪の日へと続きます。
黒い鞭を手にしたエヴリンが、雪の降る城の前に立っていました。
吹雪の地面に倒れているのは、傷を負ったギラス。
「人の人生を振り回しておいて これほどにも 惨めな自由を 与えるとは…」
それでも彼は地面に手をつき、自分の体を起こします。
「ならば 生きよう」
「あなたが本当に 俺に生きてほしいと 願っていたのなら」
背中に傷と血の跡を残したまま、裸足で嵐の中に立ち上がったギラス。
涙を流しながら一歩を踏み出し、彼は誓います。
「あなたに復讐するために 生きながらえてみせる」
物語を貫く動機が、初めて言葉になった瞬間でした。

エヴリンがくれた名前

場面は、死と隣り合わせの戦場へ。
炎と爆発が渦巻く劣勢の戦場で、ギラスは一人の男を救います。
「恩に着る おかげで 助かったよ」「初めて見る顔だな」
頬に血をにじませた黒い軍服の男は、ビクターでした。
「名前は何だ?」
その問いに、ギラスの脳裏へ浮かんだのはエヴリンの姿。
「名字も名前もないなんて つまんないの」「じゃあ 私が名付けてあげる」
従者だった彼に、かつて彼女が与えた名前が「ギラス・ブラック」でした
「何回も この世に 捨てられた 卑しい者の 名前です」
自嘲するように名乗り、彼は決意を重ねます。
「生き残ってみせる」「最後まで 生き延びた 暁には」
そして回想は現在へ。
「必ずや 銃口を あの人に 向けてみせよう」
山小屋でエヴリンへ銃口を向けるギラスの姿に重なって、第9話のタイトルが入ります。

銃声の正体

響いた銃声は、山の下で待機していた部下たちの元にも届いていました。
「何だ!?」と慌てるヘンリー少尉と対照的に、ギラスの副官である中尉は落ち着いたまま、雪山から立ちのぼる白い煙を見据えます。
「騒ぐな ヘンリー少尉」「馬車を手配しろ」
一方、山小屋では銃口から煙が立ちのぼっていました。
上半身を起こしたギラスが、種明かしをします。
「信号弾です」
「驚きましたか?」
第8話ラストの銃声は、エヴリンへ向けた発砲ではなく、援軍を呼ぶための合図だったのです
やがて扉が開き、迎えの部下が到着します。
「大佐 お迎えに上がりました」
ギラスは、屋敷まで送ると申し出ました。
「…またとない チャンスを逃すとは 愚かな」
皮肉で応じたエヴリン。
「今後は二度と 顔を合わせることも ないだろうに」
その言葉に、ギラスは何かに気づいた表情を見せました。
「まだ聞いて ませんでしたか」

ビクターの贈り物

同じ頃、ウィンター邸にも思わぬ知らせが届いていました。
鳴り響く電話に応対したのは、女性執事のマリア・ウィルソン
受話器の向こうの声は、妙に軽い調子で語りかけます。
「ウィンター家の人間は皆そんなに堅いのか?」
「これじゃ贈り物をした甲斐がないってもんだ」
贈り物という言葉の意味も分からないまま、マリアは戸惑うばかり。
その直後、執事のアイザックが傷つきやつれた姿でよろめきながら現れます
覆面の賊に襲われ、ブリントンプロジェクトの書類を奪われたというのです。
当主の不在が影を落とすウィンター邸に、さらに王宮の使者が現れます。
「大公殿下からの伝言だ!」
その声の主は、ビクターでした。
雪をかぶった宮殿から、彼は上機嫌に続けます。
「そうだ もう一つ プレゼントが あるんだ」
「知ってのとおり 夫人は社交性に 欠けるだろう?」
「ずっと 一人ぼっちでは さぞ退屈だろうから」
「私の親友を そちらへ 向かわせた」
数年前にウィンター家が売りに出した旧領地を、彼は屋敷ごと買い取っていたのです。

招待状

使者が差し出したのは、赤い封蝋の押された白い封筒でした。
「半月後 舞踏会が 開かれる」
「主催者は ブラック邸の 新たな主」
「ギラス・ブラック 大佐だ!」
その名に、エヴリンの緑の瞳が大きく見開かれます。
山小屋では、彼女がギラスに問いただしていました。
「大公に領地を 下賜されたのか?」
ブラック邸が建つのは、ウィンター邸の隣地
薄く笑ったギラスは、黒い手袋の手で招待状を差し出します。
「不服だとは 思いますが」
「ここは1つ 隣人のよしみで」
「招待に応じて ください」
そこへ、使者の最後の伝言が重なります。
「これは 誘いではない」
通話を終えた窓辺には、赤茶色の長い髪に青い瞳、雪の結晶をかたどった勲章を身につけた男。
声だけで盤面を動かしていたビクターの姿が、ここで初めて画面に現れます。
山小屋では、ギラスの黒い手袋がエヴリンの緑色の手袋にそっと重なりました。
「舞踏会」と呟いた彼女は、カーテシーを思わせる仕草で応じます。
「楽しみにしてるわ」
苦々しさを含んだ承諾とともに、第9話は幕を閉じます。

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ウィンター公爵家には犬がいる。それはそれは従順な黒い飼い犬が。ある日、ウィンター家の令嬢エヴリン・ウィンターは、彼女にだけ従順な犬、ギラス・ブラックを無慈悲に追い出す。そして、一族の復興のためにアカデミー首席のローウェンと結婚し、娘のシェリ...

韓国では10点満点レビューで★9.9を維持する高評価作品。
📕『捨てた犬に噛まれた時』は、ピッコマで毎週木曜更新中です。続きは、SMARTOON本編で。

第9話|考察&よくある質問

Q1. 第8話ラストの銃声は、何だったのか?

A. エヴリンを撃つためではなく、援軍を呼ぶために放たれた信号弾でした。

副官が慌てず馬車を手配させたことから、信号弾の合図まで含めて訓練された動きだと分かります。いつかあの人へ銃口を向けると誓ったギラス。憎しみだけでは説明のつかない、復讐と未練のあいだで揺れる感情が見え隠れします。

Q2. 「ギラス・ブラック」という名前は、誰が付けたのか?

A. 従者だった頃の彼に、エヴリンが与えた名前です。

名前を持たなかった少年。戦場で名を問われたギラスが思い出したのは、のちに自分を捨てる彼女が気まぐれのように名付けた過去。名前そのものが、彼の生い立ちと執着を映しているようです。

🔗関連記事登場人物・基本情報

Q3. ギラスはなぜ、復讐を誓ったのか?

A. 彼自身が計画した逃亡をエヴリンが阻止したにもかかわらず、のちに一方的に追放されたことが直接のきっかけでした。

吹雪に放り出されながら、死ぬことではなく復讐のために生きることを選んだギラス。ただし、なぜギラスが姿を消そうとしたのか、そしてエヴリンがなぜ彼を追放したのかは、まだ明かされていません。

Q4. ビクターが言う「贈り物」とは何だったのか?

A. 王宮の使者による、舞踏会への招待状です。もう一つのプレゼントは、ウィンター家の旧領地を買い取り、ギラスに下賜したことです。

戦争英雄への褒美とも取れる下賜は、王位継承争いの裏で進むビクターの新たな一手として、「隣人」を配置し監視する思惑なのか。あるいは、ギラス自身が望んだ結果だったのでしょうか。

Q5. 奪われた書類は、誰が何のために奪ったのか?

A. ビクターによる「贈り物」の到着と重なるものの、本編では明かされていません

分かっているのは、エヴリンと離れたアイザックが覆面の賊に襲われ、ブリントンプロジェクトの書類を奪われたということだけです。

🔗関連記事第7話|ブリントンと山小屋

第9話|まとめ&次回の見どころ

第9話では、ギラスの語られなかった過去と、銃声の正体が明かされました。
また、ビクターが仕組んだ舞踏会まで、半月という時間が動き始めました。“隣人になった復讐者”と迎える舞踏会は、社交の場ではなく、新たな戦場になるのかもしれません。

韓国読者コメントまとめ

カカオページの反応を、いいねの多い順に要約・意訳でご紹介※核心に迫る内容は割愛しています。

  • “いったい何を思って、こんなに早く読み始めてしまったんだろう。喜んで自己拷問をしている……”
  • “復讐のために隣へ引っ越す?これはもう愛憎と嫌悪関係、そして愛と呼ぶことにしましたw”
  • “どう考えてもあの人は、復讐じゃなくもう一度愛したくて来たんだと思う”
  • “男主を見ると嫌悪関係から愛へ進めそうなのに、女主を見るとダメそうで……泥だらけになりそうで心が痛い”
  • “ずっと読み続けたいのに、じらされて気が狂いそう”

ギラスが隣へ越してきた理由を、読者はもう復讐だけとは読んでいません。同時に、一週間の更新待ちへの苦しみがコメント欄全体を覆っていました。

📕先行配信の韓国版はこちら

Hani

捨てられてもなお、彼女がくれた名前で生きるギラス。
復讐の誓いが愛の告白に聞こえるのが、この作品らしさです🥹

次回の第10話では、屋敷へ戻ったエヴリンの、誰にも見せない素顔が描かれます。そして彼女の前に現れる、思いがけない人物とは——。

📖 続きはこちら第10話|当主の孤独と約束(次の記事へ) 

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作品基本情報

作品データ

作品名捨てた犬に噛まれた時
原題내가 버린 개에게 물렸을 때
ジャンル恋愛/ロマンスファンタジー(ロマファン)
作家名kimda(キムダ)
原作小説なし(完全オリジナル作品)
出版社KAKAO WEBTOON Studio
日本配信ピッコマ独占・毎週木曜更新
韓国配信カカオ系(シーズン2より「19歳完全版」も配信)
英語版The Hand That Once Fed(北米はTapasで配信)

公式キーワード(カカオ)

♯再会もの ♯初恋 ♯疲弊物(心がすり減る系) ♯身分差 ♯所有欲/独占欲 ♯能力女(有能) ♯冷情女(冷酷) ♯傷ついた男主人公 ♯双方じれじれ(両片思い) ♯ドラマ

物語の舞台は、君主国家アルテリック。
冷酷で有能な公爵夫人エヴリン・ウィンターと、彼女に捨てられた過去を抱えながらも、“英雄”として戻ってきた軍人ギラス・ブラック。
二人の嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)を軸に、国家を巻き込む陰謀やミステリーが交錯します。

こんな人におすすめ

  • 甘いだけじゃない、嫌悪関係(ヒョングァン/혐관)ロマンスが好き
  • 身分差と主従逆転の愛憎劇を見届けたい
  • 定番の逆をいく強い女主人公が読みたい
  • 伏線や政治陰謀もじっくり考察したい
  • 視線と表情で魅せる作画を味わいたい

※この記事は個人の感想・解釈です。記事内の見出しも公式のものではありません。
Spoiler Review & Analysis/Unofficial Fan Guide

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